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14hint

26 ふじのくに なでしこ企業100 宣言事業 商業印刷物からWebサービス、アグリビジネスまで、幅広い事業を展開する共立アイコム。鈴木ひろこさんは、印刷物の企画、提案を行うグループで中核を担うディレクターだ。2013年秋に出産、1年間の育児休業を取得後、職場復帰した。 大学案内のデザインに携わり、コンペで勝ちとれた時の充実感。商品が評価され、顧客が再度依頼に来てくれた時の喜び。自分のアイディアが形になり、反応が返ってくる仕事に大きなやりがいを感じている。 母親の働く姿を見て育ったこともあり、出産後も仕事はずっと続けようと考えていた。しかし育児休業中には、復帰後、正社員として働くのは無理ではないかと迷ったという。「何がどれだけ大変なのか見当もつかず、ただ不安で」先輩女性社員に経験談を聞き、勤務体制について会社と何度もやりとりをした。相談を受けた人事部の鈴木聖子部長によれば、同社の場合、復職にあたって正社員と契約社員のどちらかを選択できる。一定条件を満たせば契約社員と正社員の切り替えも可能だ。このため、短い勤務時間で残業がなく、完全週休2日となる契約社員を選ぶ女性が多い。しかし、時短勤務制度の説明を受け、ひろこさんは正社員での復帰を決めた。「その方が自分の案件を最後まで責任持って仕上げられると思ったから」だ。家族や同僚の協力も得て、正規の労働時間より1時間短い勤務で職場復帰。「戻ってみたら意外と大丈夫だった」そうだ。 ところが、数ヶ月後の冬、子供が急に それでも仕事をやめることは考えられず、ひろこさんは再度働き方を見直した。誰が抜けても仕事が滞ることのないよう、スタッフ間の業務分担を普段から考えるようにした。また、残業をなくすために分刻みとも言えるスケジュールを組み、効率良く仕事を進めることをこれまで以上に心がけている。時間の使い方は大きく変わり、仕事と家庭の両立に手応えをつかんだ。 「気概のある女性に、前向きな選択をしてほしい」と鈴木聖子人事部長。ひろこさんを見ていて、本人の頑張りが周囲を動かす、と強く感じるそうだ。こうした女性が増えることが会社の体制を整備するきっかけになるとも考えている。『なでしこ通信』宣言企業インタビュー「働きたい」強い気持ちが道をひらく会社概要株式会社共立アイコム■代表者:代表取締役社長 小林 武治■所在地:藤枝市高柳1-18-23■設立:1954年2月■社員数:144名(うち女性53名)■事業内容:印刷・情報サービス■HP:http://www.kpnet.co.jpヒント9企画制作部 鈴木ひろ子さん体調を崩すなど早退したり仕事を休まざるを得ない事が続いた。周囲に迷惑をかけてしまう、このままでは続けられない、と深く悩んだ。  どのように働き続けていくのか。試行錯誤を重ねた先にこそ「自分らしい」働き方が見えてくる。P:制約社員の知恵袋時間の制約があるからこそ、業務効率化や標準化の仕組みが生まれる。時間の制約がある社員だからこそ仕事の効率を考え、最短で成果を出せる方法を考える。逆を言えば、長時間労働が当たり前の社員に最短で成果を上げる方法を期待しても、恐らくあがってこないだろう。並行して物事を進める女性が働き続ける環境整備とこういう能力の高い制約社員が柔軟に雇用形態を行き来できる制度が凄い。コこの企業がいすご!コ