ブックタイトル14hint

ページ
19/36

このページは 14hint の電子ブックに掲載されている19ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

14hint

ふじのくに なでしこ企業100 宣言事業19 3年前(2012年)、加藤を管理職候補に、と検討を始めた。コミュニケーションをとりながら時間をかけて形にしていこうと考えたので、会社が期待し求めるものを本人に対して丁寧に伝えることを心がけ、管理職に向けた意識付けをしていった。 具体的なステップとしては、まず、彼女が入社以来十数年間勤務していた保険課から旅行課への異動から始めた。別事業を経験させ、視野を広げてもらうという意図があった。その後人事課に異動、2年後に管理職に登用した。 男女問わず言えることではあるが、精神論で「頑張れ」と言うのではなく、きちんと段取りを踏んで育成することが必要と考えている。 以前の当社はコンプライアンスの強化を第一に考えてきた。しかし、現在はさらに強い組織作りのために風土を変えようと取り組んでいる。ダイバーシティの推進、すなわち柔軟性を高め、価値観の違うものを受け入れること。女性管理職の登用もその1つである。もちろん、女性だけではない。指示待ちではなく、新しい発想が生まれる環境を作るためには管理職の意識改革がさらに重要と考えている。自分の考えを押しつけない、面倒だと思っても反対意見を引き出してみるなど、「なんでも言いやすい」管理職であれ、と研修などで伝えている。 人は財産、「スマイル&イノベーション」で進化し続けたい。加藤 氏 「初めから『NO』と言わない」ということを常に仕事に対して心がけていたので、まずはチャレンジしよう、と思った。自分が思うより「少しだけ上」の業務を常に上司が提示してくれていたため、「これならクリアできる」という気持ちが湧き、自然にステップアップできたのだと思う。管理職の話も、無理なことを押し付けられた、という感覚は全くなかった。 今は「やらなければ」というさらに前向きな気持ちで、自分の仕事について皆にわかるように発信していこうと努めている。 社内では、育児休業や時短勤務などを利用する、または関心を持つ人が増えてきた。自分自身育休を取得した経験があり、職場の理解を得て家庭と育児を両立させてきた。大変な時でも仕事を辞めてしまうのではなく、続ける選択肢があると伝えていきたいし、自分らしく仕事に取り組むことも忘れずにいたい。役職についてみて(加藤氏)管理職へのプロセスを丁寧に描く(椎野氏)企業価値向上のための風土改革(椎野氏)2015年7月23日、12月9日「女性の戦力化 事例勉強会」より抜粋女性役職者登用までの流れ●従業員の能力、特性を把握●選択肢を誤らない●形にこだわらない人材育成の方針●多様な発想を受け入れる 管理職の意識改革今後の課題女性役職者グループ全体で4人に2012年秋旅行課に異動2013年春人事課に異動2015年春人事課係長職に2012年人事部が女性管理職について検討保険課の加藤さんを候補とする